厭な小説作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2009/05/14メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (64件) を見る 図書館で借りました。 その名の通り、厭な感じのする話が何篇か入ってる小説です・・・別にミステリーとかで…

豆腐小僧双六道中ふりだし作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/12/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 80回この商品を含むブログ (96件) を見る 図書館で借りてきて読みました。 地元の図書館、意外と京極の本の品揃えがいいですｗ東野圭…

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (53件) を見る図書館で京極夏彦の本を3冊借りてきたんだけど、1冊しか読み終え…

前巷説百物語 (怪BOOKS)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (141件) を見る京極夏彦の巷説シリーズの一番新しい本、かな。 巷説シリーズの中で、物語中の歴史は一番古い…

もう結構前になるけど、映画版の【魍魎】を観たので感想を・・・。 まず、今回の映画は、原作に出てくるエピソードや要素を拾い集め、そこから映画オリジナルのエピソードを入れたりして作られたものでした。原作の通りのストーリーを期待する人には不向きか…

魍魎の映画は、１２月２２日から公開に決まったそうです。 今の彼氏と付き合い始めたとき、京極が好きなんだ〜という話になり、彼が「姑獲鳥」を観ていた（原作は読んでなかった）こともあり、本を貸したのね。（今思えば、付き合い始めて本当に間もないとき…

昨日の日記を書いた後、京ネコを探したら、ちゃんと別のアドレスで存在してました。。。良かった。 昔、あんなに賑わっていたチャットが閑散としていましたが・・・。 んで、魍魎の映画の公式サイト（www.mouryou.jp – このドメインはお名前.comで取得されて…

昨日ね、久しぶりに京ネコ（京極夏彦ネットコミュニティーの略。京極氏のファンサイトとしては一番大きくて有名だった。公式と間違える規模。昔、チャットルームでお世話になりました。）行ってみようと思って、ＩＥのお気に入りの中にある｢京ネコ」の文字を…

京極夏彦の魍魎の匣 (講談社ノベルス)が映画化されるそうですよ！ うぶめの二の舞はもう嫌ですよ！ それでも見ちゃうだろう、このファン心理。 陽子さんは、黒木瞳。結構いいかもしれない。あと、監督が変わったというのは、吉報だろう。 あとは、加菜子ちゃ…

「邪魅の雫」読み終わりましたよ〜。ネタばれの部分は、白抜きにしますので、ドラッグしてね。 今回、読み始める前から「榎さんがいつもと違う。」という噂を聞いておりまして。さらに、京極堂の出番も少ないし（ヤフーのインタビューに寄れば、京極先生は京…

京極の新作「邪魅の雫」が２６日に発売ですね〜。 もうすぐもうすぐ。 ↓ここで、京極のナレーションで作品を紹介しています。 http://moura.jp/liter/kyogoku/ すごいいい声だよねー。さすが、朗読会とかやっちゃうだけあるなぁ。 ただ、本の文章が横書きで…

いよいよ、京極の新刊、「邪魅の雫」が発売決定ですってよ〜！！ 詳しくは、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき 公式ホームページ『大極宮』を見るべし。 京極の場合、怪情報というか、まことしやかに発売日の噂が流れて、実は嘘、がっかり・・・ということが多…

映画「姑獲鳥の夏」を観に行きました。京ネコプチオフ会でもありました。ご一緒してくれた皆、ありがとう。 もうね、むくちゃんの感想を読めと（笑）http://www.enpitu.ne.jp/usr7/73130/いや、私も書きますけど（笑）むくちゃんも書いてるけど、世界観はい…

京極先生がチーム「怪」として参加してる、妖怪大戦争を観に行きました。大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき 公式ホームページ『大極宮』に書いてあったけど、妖怪の人選（？）を京極先生がやっています。ちゃーんと京極堂シリーズに出てくる妖怪が出てて嬉しい…

うぶめの初日舞台挨拶が、ＭＳＮビデオで見れるよー。(リンク何故か貼れないので、「ＭＳＮビデオ」で検索してくださいませ。） うわあぁ、行きたかったかも・・・。 田中麗奈、綺麗で可愛い・・・。 関口役の永瀬氏の髪型は一体・・・。でも、コメントが受…

ubume.net むくちゃん（http://www.enpitu.ne.jp/usr7/73130/）が、うぶめを姑を獲得する鳥って変換してると書いてて、目からウロコ（笑）馬鹿正直に（？）「こかくちょう」で変換していたが、時間がかかるので今度からそうしよう・・・。てか単語登録するべ…

横浜まで、京極噺なるものに行きました。 始めは、神田山陽の講談。「巷説百物語」より。 前振りで、ちょっと講談の話をしてくれたんだけど、昔は文字が読み解けるっていうのが芸だったから机の上に本を置いていたんだそうな。（今は暗記してる）机を叩く時…

京極夏彦著の「覘き小平次」を読みました。山本周五郎賞受賞作だそうです。多分、系列としては「嗤う伊右衛門」と同じ怪談シリーズ（っていうのかな？）だと思うんだけど。「伊右衛門」は、かろうじて目の上が腫れてるお岩さんっていう幽霊の話でしょうー？…

なにげなーくネットサーフィンしてて見つけたんだけど、 「目指せ！下僕王」 あなたの位置づけを京極キャラに例えて、下僕タイプを診断します。 とある京極ファンサイト（榎さんファンサイト）のお遊びコンテンツなんですけど、自分を京極キャラに例えてくれ…

シリーズ第１１作。 １０作目の「今昔続百鬼−雲」という作品が、↓「雨」との間にあるんですけど、感想をまだ書いてません。スイマセン。ともかく、待ちに待った新作です！んがしかし。待ち過ぎて、期待が高まり過ぎたか、どうもがっかり感がぬぐえない。何が…

シリーズ第９作。これも番外編というのかな、榎さんに乗っ取られてる一冊（笑）。憂鬱→鬱憤→憤慨、としりとりみたいになってるのです。＜鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱＞京極堂がはじけてます！しかも、いわゆる腐女子の皆様も大喜びのネタ。京極先生、読者サービ…

シリーズ第８作。番外編というのかな、今までの話の脇役達が主役の短編集です。彼らの過去、抱えているトラウマ（妖怪に姿を代えているとも言えるかな）が分かって興味深いです。本編と違うのは、その妖怪の憑き物が落ちないこと。だから読んでてすっきりし…

シリーズ第７作。 「支度」の謎が解き明かされる！これだけの謎が全て絡んできて一つに集約するのか、凄い！・・・と思ってたら、後催眠かよおい。そのネタは「支度」で散々やってるだろ！！同じネタで種明かしすんなよ・・・。まあ、でもこれだけ多くの謎を…

シリーズ第６作。「始末」と前後編になってるので、そんなに厚くないです。非常にマニアックな妖怪を主題にした６編の短編からなっています。全部をまとめようとしたら、物凄く複雑な話になってしまうので良い構成だと思います。・・・ただ・・・、関君がど…

シリーズ第５作。あまりの分厚さに本が割れました(笑)いきなり何なんですが、私、この作品、「宴」の次に苦手です・・・。まあ、「宴」に文句（？）がある人は多いと思うんだけど、「絡新婦」は結構人気あるんで、言い難いんですが・・・（苦笑）何が苦手っ…

シリーズ第４作。このシリーズの中でも、ひときわぶ厚い・・・。読み応えまんてんの一作です。中身としては、狂骨のあたりから出てきた宗教ミステリ色が一層濃くなり、受け付けない人には読みきるのがかなりが辛いだろうと思われます。かくいう私も、ちょっ…

シリーズ第３作です。この作品の根本的なトリック、朱美さんが二人いるってことは実は私、読んですぐ分かっちゃったんです。だって、伊佐間が会った朱美さんと、教会に相談に来た朱美さん、全然話し方違うじゃないですか。だから、最初読んだ時は、あまり驚…

シリーズ第２作。 日本推理作家協会賞受賞作です。演劇を観に行ったりして、もともと好きな作品だったんですが、とても印象深いものになりました。すべての文章が伏線という感じで、すべてのエピソードがラストに向かっていく様が凄い！真剣に感心した覚えが…

満を持して、京極堂の登場です。 何しろ、私がネットデビューするきっかけになった作家さんだし、今の私の友人関係を形成するのに多大なる影響を与えているわけで、「早く語りたい」気持ちと、「安易には語れない」気持ちがせめぎあっていたわけです。では、…

これって、私は、「巷説百物語」も「続巷説百物語」も読んでたし、ドラマ「怪」も観てた（映画も観た）ので、文中の昔の事件なんかがよく分かったんだけども。 いきなり「直木賞かー。」って読み始めた人には、わかんなくないかな？ 百介さんがいい感じのお…