直木賞受賞作「後巷説百物語」を読みました。
これって、私は、「巷説百物語」も「続巷説百物語」も読んでたし、ドラマ「怪」も観てた(映画も観た)ので、文中の昔の事件なんかがよく分かったんだけども。
いきなり「直木賞かー。」って読み始めた人には、わかんなくないかな?
百介さんがいい感じのお爺さんになってて嬉しい♪
又さんとかは直接出てこないので、必殺テイストの仕掛けを期待してる向きにはどうかなぁ・・・。
個人的には「赤えいの魚」「天火」という2作品が面白かったです。
「赤えいの魚」は、ドラマ「怪」の『赤面えびす』のノベライズなんだけど、ドラマを観てるせいか、どんどん絵が頭に思い浮かんできて引き込まれるように読みました。
「天火」は、一番又さんの仕掛けが決まってて良かったかなぁ。
ラストも良かったなぁ。。。又さんはまだどこかにいるのかもしれませんね。