豆腐小僧双六道中ふりだし


豆腐小僧双六道中ふりだし

豆腐小僧双六道中ふりだし


図書館で借りてきて読みました。
地元の図書館、意外と京極の本の品揃えがいいですw東野圭吾とかよりよっぽどある。東野圭吾はいつ行っても貸し出し中の本の方が多いということかもしれない。


主人公豆腐小僧が、いろいろな妖怪たちに出会って、妖怪とはなんぞやということを学びながら冒険(?)していく話。
京極の他の本を読んでる人は、楽しめると思います。特に最近↓の本も読んでいたので、なるほど〜と納得しながら読めました。


京極夏彦対談集 妖怪大談義

京極夏彦対談集 妖怪大談義


いろいろな現象の説明や解釈としての妖怪・・・妖怪には主体性が無く、人間が感じている間だけ存在する・・・その辺の説明がとても分かりやすかったです。
何より、豆腐小僧がユーモラスで可愛い。必死に豆腐を守ろうとしてるところとか笑えるし。滑稽達磨の先生とか、他の妖怪たちも充分キャラがたっていて、生き生きとしています。
これ、ふりだしということは、続編もあるのかな。
読んでみたいです。