ぬしさまへ


ぬしさまへ しゃばけシリーズ 2

ぬしさまへ しゃばけシリーズ 2


1ヶ月以上、日記を更新できませんでしたが、一応元気です。仕事がとても忙しかったので・・・というか、今も忙しいけど。


しゃばけシリーズの短編集「ぬしさまへ」。表題作「ぬしさまへ」の他にもいくつかの短編が入っていて、どれも短いので読みやすいです。


仁吉(白沢)の過去が明かされる話があって、妖怪なのに1000年以上も片思いしてるとか、ものすごい人間味があって。最後まで仁吉の思いは報われてない気がして可哀想だけど・・・。


安楽椅子探偵」という感じで、若旦那が妖怪たちのもってきた情報をもとに推理する話が多いけど、「虹を見し事」という短編だけちょっと雰囲気が違ってファンタジー色が強いです。でも最後に現実の厳しさをばしっと出していて印象深いです。