十歳のきみへ


十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから


児童文学じゃないけど、カテゴリーとしては児童書かな。聖路加病院の日野原先生が小学生に向けて書いた本です。学校の図書室で借りたよ。分かりやすい言葉で、ルビもふられてるし、内容も押し付けがましくないので子どもにも本当に読みやすいと思います。


印象に残った言葉。

  • できることなら、寿命というわたしにあたえられた時間を、自分のためだけにつかうのではなく、すこしでもほかの人のためにつかう人間になれるようにと、私は努力しています。
  • 想像する力が弱くなることが、いちばんこわいことです。
  • そうしていないと、なんだか気持ち悪い。家庭はそんな感覚を育てる畑です。