建具職人の千太郎


建具職人の千太郎 (くもんの児童文学)

建具職人の千太郎 (くもんの児童文学)


夏休みの課題図書、読みまくってます。


これは、江戸時代のお話なんだけど、子ども向けでも時代考証がちゃんとしていて、大人でも読みやすいと思います。
建具職人の仕事振り、組子の説明、職人の仁義などがよく伝わるように書かれています。
千太郎の姉、おこうの奉公の様子も分かりやすい。


主人公、千太郎が学問をしたい!と思うところは、普段学校で勉強するのが当たり前だと思っている小学生はどう感じるかな?学校で勉強しろとは言われないけど、決して楽ではない職人の道を進んでいる千太郎の姿に感じるものがあるかな?