人形館の殺人


人形館の殺人 (講談社文庫)
館シリーズ第4作。これは、かなりの異色作。何が異色って読めば分かる!!・・・ってこれじゃネットで感想書く意味ないので(笑)

具体的に書きますか。

まず一人称ってのが曲者ですね、叙述トリックの場合。

それから、全体的に暗いんだけど、水車館みたいにいわゆる本格っぽくない。館って言っても普通に街中にあるアパートだし。舞台は京都なんですが、綾辻は京都在住なわけで何か思うところがあるらしい。でも生まれも育ちも関東S県の私としては「京都って暗いんだなぁ〜」って感じだな。

賛否両論ある1作。一応アヤツジストの私も微妙な評価。