吟遊詩人ビードルの物語
- 作者: 松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: ハードカバー
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「ハリー・ポッターと死の秘宝」に出てくる、ダンブルドアがハーマイオニーに遺したとされる本です。
「死の秘宝」を読んだら分かるけど、ストーリーに関係する大事な話「三人兄弟の物語」が載っています。あと他に魔法界の御伽噺と呼ばれる物語が4つ、全部で5つの話にそれぞれダンブルドアが解説をつけています。(ダンブルドアが亡くなる前に書いていたメモが見つかったという設定)
それから原書は古代ルーン語なんだけど、それをハーマイオニーが新訳したものを載せたという設定になっていて、細かいところがファンの心理をくすぐります。また、魔法界のことをマグルの読者に分かりやすくするためにJKローリングが注釈を入れています。
そこを読むと、ハリー・ポッターの本編に出てくる人物の祖先かな?と思わせるような記述もあって面白い!ベアトリックスやマルフォイ、グレンジャーなんて多分そうだよね・・・ハーマイオニーも家系的にさかのぼれば、魔法使いの血筋が入ってたのかも?