夢から醒めた夢

劇団四季の「夢から醒めた夢」を観ました。赤川次郎原作のミュージカルです。

おととし、６年担任してた先生が「凄くいい、卒業を祝う会とかでやりたい」と言ってたので一度観てみたくて・・・。

開演３０分前には着いてた方がいいです。というのは、遊園地が舞台のお話なので、開演前に劇場のあちこちで大道芸を（楽器やら、パントマイムやら、タップダンスやら）やってて、お客さんが自然にお話に入り込めるようになってるの。面白い演出だよね。

内容は、まあよくあるタイプの話なんだけど、ベタだなーって思いつつも泣けちゃうの（苦笑）鼻をすする音が劇場のあちこちから・・・。私も久しぶりにぼろぼろ泣いちゃいました。

音楽も、「ライオンキング」とかと比べると、シンプルなんだけど、いいです。歌詞が、もともと日本のものだからか、すんなり心に入ってくるのです。「愛をありがとう」とか「夢がある」とか、卒業を祝う会で歌いたいなぁって、先生が思うのも分かるなぁっていう歌詞で。

主役の女優さんも、明るくはつらつとしてて、笑える演技もするし、何より声が伸びるいい声だったので満足満足。ダンスも、「ショータイム」というだけあって、なかなか素敵です。想像以上にいいステージでした。